2012年3月30日金曜日

大河内賞ケース研究プロジェクト 成果


大河内賞ケース研究プロジェクト 成果  


● 著作

21世紀COEプログラム「知識・企業・イノベーションのダイナミクス」(2003-2007年度実施)でとりあげた25のケースを俯瞰し、横断的な分析を試みています。
武石彰・青島矢一・軽部大『イノベーションの理由: 資源動員の創造的正当化』(有斐閣、2012年3月)

● 論文
Takeishi,Akira:Yaichi Aosihma:Masaru Karube "Reasons for Innovation: Legitimizing Resource Mobilization for Innovation in the Case of Okochi Memorial Prize Winners"
 (Itami, H., K. Kusunoki, T. Numagami, and A.Takeishi(ed) Dynamics of Knowledge, Corporate Systems and Innovation, Springer, 2010)

Takeishi,Akira:Tsuyoshi Numanami"Boundaries of Innovation and Consensus Building: Challenges for Japanese Firms" (Itami, H., K. Kusunoki, T. Numagami, and A.Takeishi(ed) Dynamics of Knowledge, Corporate Systems and Innovation, Springer, 2010)

武石彰・青島矢一・軽部大「イノベーションの理由:大河内賞受賞事例にみる革新への資源動員の正当化」
 (『組織科学』Vol42.No1、2008年9月)

武石彰・青島矢一・軽部大「イノベーションの理由―大河内賞受賞事例に見る革新への資源動員の正当化プロセス」
  (『一橋ビジネスレビュー』Vol55.No4、2008年3月)

イノベーションを実現するには、革新的なアイディアを作り出す「知識創造」と、関連主体を「資源動員」しながら経済成果に結びつけていく、という2つの側面がある。しかし、革新的なアイディアはイノベーションの実現過程において周囲の逡巡や抵抗に遭いやすく、さまざまな主体の資源を動員しにくいという側面がある。イノベーションを目指す企業は、どのような「理由」によって資源の動員を可能にしていくのか。本稿では、優れた技術革新に対して与えられる大河内賞を受賞した18件の日本企業の事例を比較分析することで、壁を乗り越え、資源動員の正当化というプロセスを経て、企業がイノベーションを実現していく過程を明らかにしている。

 
 
● 『IIRワーキング・ペーパー』

研究過程において明らかになった成果は、逐次、ワーキングペーパーとしてセンター内のデータベースに蓄積され、いずれ論文の内容に反映されていきます。


Takeishi,Akira:Yaichi Aosihma:Masaru Karube "Reasons for Innovation: Legitimizing Resource Mobilization for Innovation in the Case of Okochi Memorial Prize Winners"
 (IIRワーキング・ペーパーWP#07-10、一橋大学イノベーション研究センター、2007年11月)

軽部大・武石彰・青島矢一「資源動員の正当化プロセスとしてのイノベーション:その予備的考察」
 (IIRワーキング・ペーパーWP#07-05、一橋大学イノベーション研究センター、2007年3月)

 
 ⇒各ワーキング・ペーパーのダウンロードはこちらから
 
● 『IIRケース・スタディ』

これまでに作成したケースは、イノベーション研究センター発行のワーキングペーパーとしてまとめられ、広く一般に公開されています。

久保田達也・青島矢一・高永才「富士通株式会社: 最先端LSIを実現したArFエキシマレーザーリソグラフィ用新規レジスト材料の開発と実用化」
  (IIRケース・スタディCASE#13-02、一橋大学イノベーション研究センター、2013年5月)

藤原雅俊「新東工業株式会社: エアレーション造型法の開発と実用化」
  (IIRケース・スタディCASE#12-12、一橋大学イノベーション研究センター、2012年11月)

中馬宏之 「世界の半導体微細計測を支える測長用SEM(走査電子顕微鏡):“日立”を体現する独自性と普遍性」
  (IIRケース・スタディCASE#12-11、一橋大学イノベーション研究センター、2012年10月)

伊藤誠悟「株式会社デンソー・トヨタ紡織株式会社 成形体オイルフィルタの開発・事業化」 
  (IIRケース・スタディCASE#12-10、一橋大学イノベーション研究センター、2012年10月)

高 永才・三木朋乃「JX 日鉱日石エネルギー株式会社 サルファーフリー燃料の開発と事業化」
 (IIRケース・スタディCASE#12-05、一橋大学イノベーション研究センター、2012年7月)

崔 裕眞「島精機製作所  ニット製品の最先端生産方式開発の技術経営史:  手袋編機用半自動装置(1960 年)からMACH2シリーズまで(2010 年)」
 (IIRケース・スタディCASE#12-04、一橋大学イノベーション研究センター、2012年7月)

奥村祐一郎・江藤学「セイコーエプソン株式会社 3LCDプロジェクタ開発と事業化」
 (IIRケース・スタディCASE#12-01、一橋大学イノベーション研究センター、2012年1月)

小室匡史・江藤学「三菱電機株式会社 人工網膜チップの開発と事業化」
 (IIRケース・スタディCASE#11-03、一橋大学イノベーション研究センター、2011年9月)

伊藤誠悟「デンソー 自動車用発電機: Ⅲ型オルタネータの開発・事業化」
 (IIRケース・スタディCASE#11-01、一橋大学イノベーション研究センター、2011年5月)

藤原雅俊・青島矢一・三木朋乃「東レ ポリアミド複合逆浸透膜および逆浸透膜システムの開発」
 (IIRケース・スタディCASE#10-11、一橋大学イノベーション研究センター、2010年12月)

積田淳史・藤原雅俊「中田製作所 高機能造管成形機の開発と実用化」
 (IIRケース・スタディCASE#10-10、一橋大学イノベーション研究センター、2010年9月)

工藤悟志・清水洋「ソニー MOCVD法による化合物半導体デバイスの開発と量産化」
 (IIRケース・スタディCASE#10-09、一橋大学イノベーション研究センター、2010年8月)

工藤秀雄・延岡健太郎「パナソニック IH調理器の開発」
 (IIRケース・スタディCASE#10-07、一橋大学イノベーション研究センター、2010年7月)

久保田達也・青島矢一「横河電機 高速共焦点顕微鏡の開発と事業化プロセス」
 (IIRケース・スタディCASE#10-06、一橋大学イノベーション研究センター、2010年7月)

青島矢一・大久保いづみ「新日本製鐵 コークス炉炭化室・補修技術」
 (IIRケース・スタディCASE#10-05、一橋大学イノベーション研究センター、2010年7月)

青島矢一・高永才・久保田達也「日本電気 最先端LSI量産を可能にしたArFレジスト材料の開発」
 (IIRケース・スタディCASE#10-04、一橋大学イノベーション研究センター、2010年5月)

三木朋乃・積田淳史・青島矢一「NHK 放送技術研究所・NHK エンジニアリングサービス・日本ビクター株式会社 話速変換技術を搭載したラジオ・テレビの開発」
 (IIRケース・スタディCASE#10-03、一橋大学イノベーション研究センター、2010年4月)

山口裕之「東レ 非感光ポリイミド法に基づくカラーフィルターの事業化と事業転換」
 (IIRケース・スタディCASE#10-02、一橋大学イノベーション研究センター、2010年3月)

工藤悟志・清水洋「東芝 0.6μm帯可視光半導体レーザの開発」
 (IIRケース・スタディCASE#10-01、一橋大学イノベーション研究センター、2010年1月)

藤原雅俊・積田淳史「木村鋳造所 IT を基軸とした革新的フルモールド鋳造システムの開発」
 (IIRケース・スタディCASE#09-03、一橋大学イノベーション研究センター、2009年7月)

青島矢一・大倉健「荏原製作所 内部循環型流動層技術の開発」
 (IIRケース・スタディCASE#09-02、一橋大学イノベーション研究センター、2009年6月)

小阪玄次郎・武石彰「伊勢電子工業 蛍光表示管の開発・事業化」
 (IIRケース・スタディCASE#08-05、一橋大学イノベーション研究センター、2008年9月)

高梨千賀子・武石彰・神津英明「日本電気 砒化ガリウム電界効果トランジスタの開発」
 (IIRケース・スタディCASE#08-04、一橋大学イノベーション研究センター、2008年9月)

青島矢一・北村真琴「セイコーエプソン株式会社 高精細インクジェット・プリンタの開発」
 (IIRケース・スタディCASE#08-03、一橋大学イノベーション研究センター、2008年5月)

福島英史「東京電力・日本ガイシ 電力貯蔵用ナトリウム-硫黄電池の開発と事業化」
 (IIRケース・スタディCASE#08-02、一橋大学イノベーション研究センター、2008年3月)

小阪玄次郎・武石彰「TDK 積層セラミックコンデンサの開発」
 (IIRケース・スタディCASE#08-01、一橋大学イノベーション研究センター、2008年1月)

坂本雅明「日本電気 大容量DRAM用HSG-Siキャパシタの開発と実用化」
 (IIRケース・スタディCASE#07-07、一橋大学イノベーション研究センター、2007年9月)

青島矢一「株式会社日立製作所 LSIオンチップ配線直接形成システムの開発」
 (IIRケース・スタディCASE#07-06、一橋大学イノベーション研究センター、2007年9月)

武石彰・伊藤誠悟「東芝 自動車エンジン制御用マイコンの開発」
 (IIRケース・スタディCASE#07-04、一橋大学イノベーション研究センター、2007年8月)

武石彰・宮原諄二・三木朋乃「富士写真フイルム デジタルX線画像診断システムの開発」
 (IIRケース・スタディCASE#07-01、一橋大学イノベーション研究センター、2007年7月)

平野創・軽部大「川崎製鉄・川鉄マシナリー・山九 革新的な大型高炉改修技術による超短期改修の実現:大ブロックリング工法の開発」
 (IIRケース・スタディCASE#06-02、一橋大学イノベーション研究センター、2006年8月)
武石彰・高永才・古川健一・神津英明「松下電子工業・電子総合研究所 移動体通信端末用GaAsパワーモジュールの開発」
 (IIRケース・スタディCASE#06-01、一橋大学イノベーション研究センター、2006年3月)
北澤謙・井上匡史・青島矢一「トレセンティテクノロジーズ―300mmウェハ対応新半導体生産システムの開発と実用化―」
 (IIRケース・スタディCASE#05-13、一橋大学イノベーション研究センター、2005年10月)
武石彰・金山維史・水野達哉「セイコーエプソン 自動巻きクオーツ・ウォッチの開発」
 (IIRケース・スタディCASE#05-12、一橋大学イノベーション研究センター、2005年7月)

名藤大樹「ハイイビジョンプラズマディスプレイの実用化 プラズマディスプレイ開発協議会の活動を中心に」
 (IIRケース・スタディCASE#05-11、一橋大学イノベーション研究センター、2005年7月)

坂本雅明「東北パイオニア 有機ELの開発と事業化」
 (IIRケース・スタディCASE#04-10、一橋大学イノベーション研究センター、2005年3月)

軽部大・小林敦「三菱電機 ポキポキモータ:新型鉄心構造と高速高密度巻線による高性能モーター製造法の開発」
 (IIRケース・スタディCASE#04-15、一橋大学イノベーション研究センター、2004年11月)

軽部大・井守美穂「オリンパス 超音波内視鏡の構想・開発・事業化」
 (IIRケース・スタディCASE#04-14、一橋大学イノベーション研究センター、2004年10月)

藤原雅俊・武石彰「花王 酵素入りコンパクト洗剤「アタック」の開発」
 (IIRケース・スタディCASE#04-13、一橋大学イノベーション研究センター、2004年10月)

尹諒重・武石彰「東洋製罐 タルク缶の開発」
 (IIRケース・スタディCASE#04-12、一橋大学イノベーション研究センター、2004年9月)

坂本雅明「東芝のニッケル水素二次電池開発」
 (IIRケース・スタディCASE#04-01、一橋大学イノベーション研究センター、2004年2月)
 
 ⇒各ケース・スタディのダウンロードはこちらから

   注記① 上記ケースのうちCASE#04-14、CASE#04-15につきましては、
         ダウンロードすることはできますが、
         諸事情により プリントアウトできないように設定されています。

   注記② 日清ファルマ、京セラの2ケースにつきましては、
         『一橋ビジネスレビュー』の誌面のみの公開となっています。

   注記③ これらケースの著作権は、
         筆者もしくは一橋大学イノベーション研究センターに帰属しています。
         諸ケース内に含まれる情報を、
         個人利用の範囲を超えて転載、もしくはコピーを行う場合には、
         イノベーション研究センターによる事前の承諾が必要となります。
          【連絡先 一橋大学イノベーション研究センター研究支援室】
             ℡:042-580-8423 e-mail:chosa@iir.hit-u.ac.jp


 
 
● 『一橋ビジネスレビュー』 ビジネス・ケース

ケース・スタディの一部を、より一般的な読者向けに加筆した上で、ビジネスケースとして季刊誌『一橋ビジネスレビュー』に掲載しています。

 
中馬宏之「日立ハイテクノロジーズ 世界の半導体微細計測を支える測長SEM」
 (『一橋ビジネスレビュー』Vo60.No3、2012年12月)

青島矢一・北村真琴「セイコーエプソン 高精細インクジェットプリンターの開発」
 (『一橋ビジネスレビュー』Vol59.No3、2011年12月)

藤原雅俊・青島矢一・三木朋乃「東レ 逆浸透膜事業の創造プロセス」
 (『一橋ビジネスレビュー』Vol59.No1、2011年6月)

福島英史「東京電力・日本ガイシ 電力貯蔵用NaS電池の事業化」
 (『一橋ビジネスレビュー』Vol58.No4、2011年3月)

工藤秀雄・延岡健太郎「パナソニック IH調理器の開発」
 (『一橋ビジネスレビュー』Vol58.No2、2010年9月)

武石彰・宮原諄二・三木朋乃「富士写真フイルム デジタルX線画像診断システムの開発」
 (『一橋ビジネスレビュー』Vol56.No2、2008年9月)

武石彰・伊藤誠悟「東芝 自動車エンジン制御用マイコンの開発」
 (『一橋ビジネスレビュー』Vol55.No3、2007年12月)

武石彰・高永才・古川健一・神津英明「松下電子工業 携帯電話端末用GaAsパワーモジュールの開発」
 (『一橋ビジネスレビュー』Vol55.No2、2007年9月)
平野創・軽部大「JFEスチール 大型高炉改修技術のイノベーション」
 (『一橋ビジネスレビュー』Vol55.No2、2007年9月)
加藤俊彦・山口裕之「京セラ 長寿命電子写真プロセスの技術開発と事業への展開」
 (『一橋ビジネスレビュー』Vol54.No3、2006年12月)
朴宰佑・松井剛「日清ファルマ コエンザイムQ10の量産化と事業化」
 (『一橋ビジネスレビュー』Vol54.No3、2006年12月)
武石彰・金山維史・水野達哉「セイコーエプソン 自動巻きクオーツウォッチの開発」
 (『一橋ビジネスレビュー』Vol54.No2、2006年9月)
軽部大・小林敦「三菱電機 ポキポキモータ 成熟市場のイノベーション」
 (『一橋ビジネスレビュー』Vol53.No2、2005年9月)
藤原雅俊・武石彰「花王 酵素入りコンパクト洗剤「アタック」の開発」
 (『一橋ビジネスレビュー』Vol53.No1、2005年6月)
軽部大・井守美穂「オリンパス 内視鏡分野での挑戦と革新」
 (『一橋ビジネスレビュー』Vol52.No4、2005年3月)
坂本雅明「東芝 二次電池市場における事業化への挑戦と撤退」
 (『一橋ビジネスレビュー』Vol52.No2、2004年9月)
 
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