2012年8月30日木曜日

センター長のあいさつ


センター長のあいさつ


このたび、我々のホームページが刷新されましたので、あらためてご挨拶させていただきます。1997年に、イノベーションを社会科学の視点から研究する組織として、日本で最初に創られたのが一橋大学イノベーション研究センターです。その後、私たちへの期待は年々大きくなり、責任の重大さを痛感しています。

 現代社会こそ、イノベーションが求められています。企業経営や産業政策にかかわる経済問題だけでなく、人々の生活の根本を揺るがす社会問題や、地球の存続を左右する環境問題など、これまでのやり方を続けていけば悪化していく問題ばかりです。イノベーションとは、現状にとどまるのではなく、新しいやり方や考え方を取り入れ、社会に役立つより大きな価値を創りだすことです。技術や商品だけでなく、経済や市場の社会的な仕組みについても、イノベーションを起こし続けなければいけません。

 人間や組織の本質として、変化を嫌う側面があります。それを乗り越えることによってはじめて新しい大きな価値を見つけることができます。そこでまず、変化の大きなうねりを創りだす「仕組み」がイノベーションには必要です。

 同時に、これまでに誰も見たこともないような新しい価値づくりが求められます。そのためには、創造的な「場」が大きな役割を果たします。我々はそのような変化のうねりを創りだす仕組みや、創造的な場のあり方を研究し、世の中のイノベーションを活性化します。

このような大きな貢献を果たすために、我々自身が優れた研究を行うだけでなく、世界のイノベーション研究の日本におけるハブを目指した仕組みづくりに取り組んでいます。我々こそがまず先頭に立って、変化のうねりや創造的な場を、オープンな環境の中で創りだしていきたいと考えています。そのためにも、このホームページを訪問していただいた皆さんの多くと協力して活動できればと願っています。そのような機会があれば、我々にいつでもアクセスしていただければ幸いです。