2011年12月31日土曜日

IIR研究コンソーシアム 活動報告-第4期

IIR研究コンソーシアム 活動報告-第4期


第Ⅳ期コンソーシアム活動方針 2003.6-2004.3
 
年間16回の開催を予定しています。

▽企業からの参加者は必ずしも固定的なメンバーを原則とはしません。
   ・各モジュールのディスカッションに集約力を持たせるため、
    各企業からは各テーマに沿った人に参加してもらうことを前提とします。
 ▽イノベーション・マネジメントを共通テーマに7つのモジュールを設定しました。
   ・1モジュールは、イノベーション研究センター教官による基本講義、
    参加者による自社ケースの発表・ディスカッションの2回で構成します。
     (但し、第6モジュールのみは他大学の教官が担当いたします)。
   ・事例報告では基本講義で提示された各テーマに沿ったかたちで、
    参加者が実際に直面している現状について報告するか、関連トピックを提示し、
    担当教官が内容を分析しながらディスカッションを進めて問題の抽出につとめます。
     (事例報告は1モジュールにつき、2~3社を見込んでいます)
   ・教官側からは基本的な解説、国内外の他事例を提示するなど、
    客観的な立場から問題の共有化をはかるとともに、
    参加者側からは実際的な立場から様々な意見を出してもらい、
    ディスカッションに集約力とビジョンを持たせるという形式で進めていく予定です。
     (IIR編『イノベーション・マネジメント入門』をテキストとして使用します)
   ・各モジュールごとに議事録を作成して参加者へのフィードバックとするとともに、
    報告者の承諾の範囲でケース・スタディーとしてデータベース化する予定です。
     (議事録はコンソーシア参加者内のみでの限定公開となります)
   ・他に2回のミニシンポジウムを開催する予定です。
     (イノベーション研究センター教官による講演、ゲストスピーカーを招いての講演、
      研究会のレビューを兼ねたディスカッションの場を設けることなどを考えています)
 ▽今年度は、特に技術者向けのマネジメント教育プログラムとして位置づけられています。
   ・技術者の方々に経営的なセンスを学んでいただくことを目的の一つとしています。
 
第Ⅳ期コンソーシアム活動スケジュール 
第1回 研究コンソーシアム
2003年6月6日(金) PM6:30-9:00  六本木アカデミーヒルズ49F
ミニシンポジウム① ガイダンス および レセプション
基調講演:米倉誠一「イノベーションの歴史」/一橋大学イノベーション研究センター
プログラム受講にあたっての基本的な知識や理解を促すため、イノベーションの歴史についての基調講義を行った。技術から組織に至るまで、歴史上におけるいくつかの重要なイノベーションとその機能、特性などについて触れながら、企業の競争力を支えるイノベーションと企業家の役割はいかなるものかなどを、受講者に考えてもらう形をとった。
第2回 研究コンソーシアム
2003年7月4日(金) PM6:30-9:00 赤坂アークヒルズ36F
イノベーション・マネジメント(1) 「イノベーションと企業戦略」
講義:青島矢一一橋大学イノベーション研究センター技術戦略について、開発された技術をいかに企業の利益に結びつけていくかという問題に主点を置いて、いくつかの事例分析を交じえながら講義を行なった。続く事例報告では、講義での問題提起を承けて、参加企業が以下のようなテーマで事例発表を準備し、それに基づいてディスカッションを展開した。
第3回 研究コンソーシアム
2003年7月25日(金) PM6:30-9:00 赤坂アークヒルズ36F
イノベーション・マネジメント(1) 「イノベーションと企業戦略」
事例報告&ディスカッション
  ㈱オリンパス光学工業 阿部隆行氏
     「デジタルカメラ事業の環境分析」
  ㈱前田建設工業 義江龍一郎氏 
     「バルコニー手摺一体型ソーラー利用集合住宅換気空調システム」
第4回 研究コンソーシアム
2003年8月8日(金) PM6:30-9:00 赤坂アークヒルズ36F
イノベーション・マネジメント(2) 「研究開発のマネジメント」
講義:藤村修三/一橋大学イノベーション研究センターいかに市場ニーズに合った商品を生み出すかという問題について、特に適切に研究開発をして市場に送り出す開発能力をめぐる諸問題にポイントを絞って講義を行なった。続く事例報告では、講義での問題提起を承けて、参加企業が以下のようなテーマで事例発表を準備し、それに基づいてディスカッションを展開した。
第5回 研究コンソーシアム
2003年8月29日(金) PM6:30-9:00 赤坂アークヒルズ36F
イノベーション・マネジメント(2) 「研究開発のマネジメント」
事例報告&ディスカッション
  ㈱富士写真フィルム 五十嵐明氏
     「デジカメプリントシステム」
  ㈱日立製作所 鮫嶋茂稔氏
     「日立における研究開発と自律分散システム」  
第6回 研究コンソーシアム
2003年9月5日(金) PM6:00-9:00 赤坂アークヒルズ36F
イノベーション・マネジメント(3) 「企業間システムとイノベーション」
講義:武石彰/一橋大学イノベーション研究センター競争優位やイノベーションを実現していく上で、外部の企業との分業をどのように営んでいけばよいのかという問題について、アウトソーシングする業務に関する知識をいかに内部で獲得・維持するかといった点を中心に、講義を行なった。続く事例報告では、講義での問題提起を承けて、参加企業が以下のようなテーマで事例発表を準備し、それに基づいてディスカッションを展開した。
第7回 研究コンソーシアム
2003年10月3日(金) PM6:30-9:00 赤坂アークヒルズ36F
イノベーション・マネジメント(3) 「企業間システムとイノベーション」
事例報告&ディスカッション
  ㈱セイコープレシジョン 吉森暢寿氏
     「FM時報時刻修正装置」
  ㈱東レ・ダウコーニング・シリコーン 吉武誠氏
     「シリコーン業界の企業間システム―サプライヤーの立場から―」 
第8回 研究コンソーシアム
2003年10月17日(金) PM6:30-9:00 赤坂アークヒルズ36F
イノベーション・マネジメント(4) 「イノベーションと生産システム」 
講義:中馬宏之/一橋大学イノベーション研究センター半導体産業の国際的な競争力を規定している諸要因について、特に近年においてその競争力が弱化しているのではないかという問いかけを交えつつ、複雑性とモジュラー化の観点から講義を行なった。続く事例報告では、講義での問題提起を承けて、参加企業が以下のようなテーマで事例発表を準備し、それに基づいてディスカッションを展開した。
第9回 研究コンソーシアム
2003年11月7日(金) PM6:30-9:00 赤坂アークヒルズ36F
イノベーション・マネジメント(4) 「イノベーションと生産システム」 
事例報告&ディスカッション
  ㈱トレセンティテクノロジーズ 根本和典氏
     「イノベーションと生産システム」
  ㈱三井化学 芦田芳徳氏
     「日本の化学産業とイノベ-ション」
第10回 研究コンソーシアム
2003年11月21日(金) PM6:30-9:00 赤坂アークヒルズ36F
イノベーション・マネジメント(5) 「イノベーションと知的財産権」
講義:長岡貞男/一橋大学イノベーション研究センター知的財産権の重要性、研究開発投資の専有可能性、研究開発戦略との関係、ライセンスの動向、職務発明など、知的財産権をめぐる諸問題について、多岐にわたって資料を提示しながら、講義を行なった。続く事例報告では、講義での問題提起を承けて、参加企業が以下のようなテーマで事例発表を準備し、それに基づいてディスカッションを展開した。
第11回 研究コンソーシアム
2003年12月12日(金) PM6:30-9:00 赤坂アークヒルズ36F
イノベーション・マネジメント(5) 「イノベーションと知的財産権」
事例報告&ディスカッション
  ㈱コニカミノルタ・テクノロジーセンター 笹竹朋子氏
     「知的財産権とイノベーション―研究開発の足場固め―」
  ㈱オリンパス 山田浩氏
     「知的資産の流動化について」
第12回 研究コンソーシアム
2003年12月19日(金) PM6:30-9:00 赤坂アークヒルズ36F
ミニシンポジウム② 
ゲストスピーカー講演&ディスカッション
  ㈱毎日新聞社 元村有希子氏
     「変われるか、理系社会」
第13回 研究コンソーシアム
2004年1月16日(金) PM6:30-9:00 赤坂アークヒルズ36F
イノベーション・マネジメント(6) 「パラダイム破壊型イノベーション」
講義:山口栄一/同志社大学大学院マネジメントスクール
基本講義では、クリステンセンの破壊的イノベーション理論に対して、イノベーションの構造を別次元から把握する「パラダイム破壊型イノベーション」という考え方を提示し、接合型トランジスタ、青色発光デバイスを事例としてあげながら、「知の創造は企業価値といかなる関係性を持つのか」ということへの視座を開くかたちで講義を行なった。つづいての研究会では、講義での問題提起を承けて、各参加企業がさまざまな角度から破壊的イノベーションと判断される事例を例示し、それについてディスカッションを展開した。
第14回 研究コンソーシアム
2004年2月6日(金) PM6:30-9:00 赤坂アークヒルズ36F
イノベーション・マネジメント(6) 「パラダイム破壊型イノベーション」
講義に基づいたトピックによるディスカッション
  ㈱オリンパス 手塚久則氏
  ㈱東レ・ダウコーニング・シリコーン 藤井直氏
  ㈱富士写真フィルム 佐野正次郎氏
  ㈱富士電機リテイルシステムズ 中野竹夫氏
  ㈱三井化学 宮田史也氏
  ㈱コニカミノルタ・テクノロジーセンター 笹竹朋子氏
第15回 研究コンソーシアム
2004年2月20日(金) PM6:30-9:00 赤坂アークヒルズ36F
イノベーション・マネジメント(7) 「創造的技術者の論理とパーソナリティ」 
講義:宮原諄二/一橋大学イノベーション研究センター基本講義では、個々ばらばらの事実を自らの世界観に基づいて体系づける「アブダクション」という論理を紹介しながら、創造の発端となる推論の危うさ・面白さ、創造のプロセスの論理とパーソナリティとの関係、創造的な商品開発を可能にする視点などのトピックについて、講義を行なった。続く事例報告では、講義での問題提起を承けて、参加企業が以下のようなテーマで事例発表を準備し、それに基づいてディスカッションを展開した。
第16回 研究コンソーシアム
2004年3月12日(金) PM6:30-9:00 赤坂アークヒルズ36F
イノベーション・マネジメント(7) 「創造のプロセス」
事例報告&ディスカッション
  ㈱セイコープレシジョン 鈴木幸子氏
     「営業の発想による誕生した『タイムサーバー』」
  ㈱前田建設工業 城古雅典氏
     「ソフトコアリング―小径コアによる構造体コンクリート強度調査法―」
  ㈱日産化学工業 阿部豊彦氏
     「電子材料の研究開発プロセス―液晶ディスプレイ用の配向膜を例に―」