2015年6月11日木曜日

【報告】JST楡井プロジェクト主催国際カンファレンス

2012年10月からはじまった、通称、楡井プロジェクトは、科学技術イノベーション政策における、「政策のための科学」(SciREX)事業の公募型研究のひとつとして行われ、「科学技術イノベーション政策の経済成長分析・評価」の研究を進めてきました。

本年度が最終年度となり、いよいよクライマックスです。

このプロジェクトが、学術的にも貢献しうるプロジェクトになるよう、6月5日(金)から6月7日(日)までの三日間、神奈川県、葉山にある、湘南国際村に、国内外の経済学者のみなさんをお招きして、Workshop on Economic Growth Analysis and Evaluation of Science Technology and Innovation Policiesを開催しました。


「寝ても覚めても英語です」という楡井先生からのメールのとおり、三日間、とてもパワフルなディスカッションの場となりました。





はじまりは、ポスター発表から。

プロジェクトメンバーや、大阪大学経済学研究科の博士後期課程のみなさんのご研究、SciREX事業の紹介、楡井プロジェクトの概要が一目でわかるポスター(平成25年度版と26年度版)など、全部で10のポスターが部屋を埋め尽くしました。

 



ポスター発表中は、それぞれの発表者に質問をしたり、議論をしたり、、、あっという間に時間が過ぎていきました。IIRからは、楡井先生(と東京大学の大学院生、大録さんと)、田村龍一特任講師がポスター発表を行っています。


午後からは、プロジェクトメンバーの発表です。






はじめは、2013年度末まで、イノベーション研究にいらした、赤池先生。


SciREX事業についてのご紹介です。
ご発表のタイトルは、Introducing SciREX Program by Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology-Japanでした。








このあとはずっと経済学の発表+ディスカッション

まずは、昨年度まで一橋大学、今年度より信州大学にうつられた青木先生。


ご発表のタイトルは、A Model of Technology Transfer in Japan's Rapid Economic Growth Period









ディスカッサントは、中京大学の古川雄一先生。















つぎに、早稲田大学の及川先生。


ご発表のタイトルは、Technology Polarization










ディスカッサントは、千葉大学の平口良司先生でした。















6日の最後は、スイス、ザンクト・ガーレン大学から、このカンファレンスのためだけに来日してくださったGuido Cozzi先生。




Stories from the Frontierという、タイトルでのご発表でした。









ディスカッサントは、東京工業大学の大土井涼二先生です。















もうすでに、この日には、前日までの熱気あるご発表と、討論でだいぶみなさんお疲れでした。それにもかかわらず!最終日の7日も、朝は9時から発表がはじまりました。


まずは、九州大学の村尾徹士先生。


楡井先生との共著論文の改訂版、

Competition and Growth through Reallocation with Heterogeneous Schumpeterian Effects

の発表です。




ディスカッサントは、青山学院大学の堀健夫先生。















そしてついに、最後の発表、同じく九州大学の宮澤健介先生です。



タイトルは、Mechanization, Close Knowledge, and Economic Growth









ディスカッサントは京都大学の遊喜一洋先生でした。















こうして、カンファレンス開催中は、ほとんど休憩もなく、用意したお菓子は半分もなくならないほど、真剣かつ白熱した議論がおこなわれました。































湘南国際村という、少し、都心からは離れた場所で、海に入ってはじける、ということもなく、、、、参加していただいた方からは、充実していて、素晴らしいカンファレンスだった、というお声をたくさんいただきました。このプロジェクトは今年度で終了しますが、ここでの議論がこれからも続いていくことを願っています。